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2006年4月

今の時代のCカーが見たい!

 ニューズ出版のレース雑誌「レーシングオン」のグループCの特集が完結した。

 TVでルマン程度しかCカーを走っているのをリアルで見た事はなかったが、私の世代だとポルシェ956とかが無類の強さを誇っていたのが印象的だ。
当時はF1よりも早く、燃費性能や空力性能においても最高水準に達していたカテゴリといえよう。
当時は機械知識も無かったので車両自体には興味が無かったが、後になってグループCマシンの発展やメカニズムには興味を感じるようになった。

 私がグループCのマシンに興味を感じるのは、明快なルール、そのルール上で各メーカーが各々の思想で最適解を模索していた事だろう。

車両ルールは今ほど空力に煩いわけではない。
エンジンも形式や排気量に制限が無い。
「燃料の使用量」が最大の足枷であり、明快なルールだった訳だ。

 エンジン形式だけでも多様だった。
 大排気量自然給気で、ゆとりのあるパワーと低回転数で燃費と耐久性を狙うもの。
 加給エンジンで、燃費とパワーの両立を狙うもの。それでも加給圧と排気量とでメーカの考え方が違う。
 更にロータリーのように独自の形式で、自分達の技術の挑戦と実証を狙うもの。

 これらの「こだわり」のどれが一番の正解なのか!?と、それぞれが鎬を削っていく様が、まさに機械好き、車好きには堪らなかったのだ。
 しかし、F1のテコ入れ戦略に巻き込まれ、F1と同じ排気量エンジンに統一するなど浅はかなルール改定により、このカテゴリの黄金期は終焉した。

 しかし、今の時代なら新たなプロトタイプレースの可能性があるのではないだろうか。
市場にはハイブリット車が走り、メーカーも様々な形式のエコロジー車両や非ガソリン燃料車を試作している。
これらの優劣を決めるにはまだ早い段階かもしれないが、私は手っ取り早く「どの形式が一番良いのか?」を競うレースを提案したい。
 既にアウディ社はディーゼルエンジン車両をレースに投入し、素晴らしい成績を挙げている。
同じように、きっと各社が持ち前の最新技術を投入できるレースを歓迎するはずだ。

 では、どんなルールにしたらいいかは、おいらは素人なので判らない(^^;
素人考えなら、ガソリン1リッター=軽油0.7リットルみたいな感じで、燃料やバッテリの体積、重量のガソリン換算値を決めて、使用制限量を決めるのがいいんではないかと思う。
換算値を決めるのがひと悶着ありそうだけど、環境へのインパクト度と技術の成熟度で決めて、適宜見直してくしかないんじゃなかろうか。
 しかし、太陽電池とか回生ブレーキとかの扱いはどうするよ!?とか複数燃料の場合とか考えると複雑になりそうだ(笑)
あと、車検係は相当大変だよねえ。安全基準なんて使用燃料毎に違うかもしれんし。

 色々大変な感じはするけど、今の時代の”Cカー”の戦いを見てみたい。

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